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運行管理オプション

運行管理 第1章 初期設定(管理者)

本ページは「TaskRelay 運行管理オプション」の操作マニュアルです。「🕒 今後提供予定」と書いた機能は、現在のバージョンではご利用いただけません。

本章は運用を始める前に一度行う設定です。設定の順番は次のとおりです。迷ったら上から順に進めてください。

  1. 運行管理設定(締日など)(1.1)
  2. 費用項目(1.6)と車種(1.4 の前提)を整える
  3. 営業所を登録する(1.2)
  4. ドライバー(要員)を登録し、運転可能車種(1.4)と報酬単価(1.5)を設定する
  5. 標準報酬率(1.7)と休日(1.8)を整える
  6. 権限を割り当てる(1.10)

料金表、区間運賃の設定は第2章を参照してください。

1.1 運行管理設定(締日など)#

対象: 【管理者】

できること#

運行管理の共通の設定を1か所で決めます。ドライバーへの支払の締日、締めの実行時刻、配車画面の既定の表示期間、自動配車の確定時刻などが含まれます。

事前に必要なこと#

  • 設定を編集できる権限があること

操作手順#

  1. 「TaskRelay 運行管理設定」を開きます。管理者向けの設定画面から開けます。場所は導入時にご案内します。
  2. 「支払締日」に、ドライバーへの支払の締日を入れます。1〜31 で指定します。
  3. 「締め実行時刻」に、締めの処理を行う時刻を入れます。未設定のときは 2:00 として動きます。
  4. 「既定表示期間(±日)」に、配車や一覧を開いたときに表示する日数の範囲を入れます。
  5. 必要に応じて「自動配車確定時刻」と「自動配車確定を使う」を設定します。
  6. 保存します。

補足・注意#

  • 支払締日が 28 以上のときは月末締めになります(対象月の1日から末日まで)。28 未満のときは、前月の翌日から当月の締日までを1回の支払期間にします。
  • 支払締日が未設定のときは、月末締め(31)として動きます。
  • 請求書の締日は、ここでは設定しません。 請求の締日は営業所ごとの請求様式で決めます(請求の章を参照)。
  • 配車画面は既定の表示期間を超える日付の全件表示を行いません。日付を指定して絞り込んでください。

こんなときは#

状況 原因 対処
支払の対象期間が想定と違う 支払締日が 28 以上なら月末締め、28 未満なら前月の翌日から当月の締日までになります 「支払締日」の数字を確認してください

1.2 営業所の登録(営業所マスタの一元化)#

対象: 【管理者】

できること#

営業所は取引先として登録します。取引先に「営業所を有効化」をチェックすると、注文の地点として使う営業所の場所が自動で作られます。営業所の名前、住所、電話、郵便番号は取引先の値が写されます。取引先を直せば、営業所の場所にも反映されます。

事前に必要なこと#

  • 営業所の親になる取引先(取引先企業)が登録されていること。営業所は必ず親を持ちます
  • 取引先の画面に「営業所を有効化」が表示されていること。標準の取引先の画面には表示されないため、最初に一度だけ、Salesforce の設定(オブジェクトマネージャー > 取引先 > ページレイアウト)で、営業所に使うページレイアウトへ項目「営業所を有効化」を追加してください。

操作手順#

  1. 取引先の画面で、営業所にする取引先を新規作成するか、既存の取引先を開きます。
  2. 「親取引先」に、親となる取引先(取引先企業)を指定します。
  3. 「営業所を有効化」にチェックを入れます(見当たらない場合は「事前に必要なこと」のとおりページレイアウトに追加します)。
  4. 名前、住所、電話、郵便番号を入れます。
  5. 保存します。
  6. 注文の画面で発注元を選ぶと、この営業所が候補に出ます。

補足・注意#

  • 営業所は親(取引先企業)を持つ必要があります。 親のない取引先には、「営業所を有効化」にチェックを入れられません。
  • 営業所は親にできません。 ほかの取引先の親として指定することはできません。
  • 子の取引先を持つ取引先は、営業所にできません。 先に子の取引先の親を外してください。
  • チェックを入れると、取引先のレコードタイプが「営業所」に変わります。チェックを外すと、親のレコードタイプに戻ります。
  • 取引先側の値が空の項目は、営業所の場所へ写しません。場所にすでに入っている住所や電話を空で消すことはありません。
  • 営業所の場所を画面で直しても、取引先の値に戻ります。 名前、住所、電話は、取引先で直してください。
  • 種別が営業所以外の場所(現場、給油所、駐車場など)は、取引先につながっていても自動では変わりません。
  • 同じ営業所を2回保存しても、場所は増えません。
  • 既存の取引先は、チェックを入れるまで何も変わりません。
  • 営業所の名前と取引先の名前が一致しない既存の場所は、自動では取引先とつながりません。その場所は、地点としてはそのまま使えます。

こんなときは#

エラーメッセージ 原因 対処
営業所は親(取引先企業)が必要です。 親取引先が指定されていない 「親取引先」に親となる取引先を指定してから、チェックを入れてください
営業所は親にできません。 ほかの取引先の親として指定された取引先を、営業所にしようとした 親の指定を外すか、別の取引先を営業所にしてください
子の取引先を持つ取引先は営業所にできません。 子の取引先がぶら下がっている取引先を営業所にしようとした 子の取引先の親を外してから、チェックを入れてください

1.3 ドライバー(要員)の登録#

対象: 【管理者】

できること#

運行を担当するドライバーを、要員として登録します。要員ごとに、運転可能車種と報酬単価を設定します。

事前に必要なこと#

  • 営業所と車種が登録されていること(配車で使うため)

操作手順#

  1. 要員(ドライバー)の画面で「新規」を押します。
  2. 氏名、連絡先などの基本の項目を入れます。
  3. 保存します。
  4. ドライバーがスマートフォンでログインするためのユーザーは、導入時に担当者がご案内します。

補足・注意#

  • 報酬率と報酬単価は、運行管理の権限を持つ内勤だけが見られます。ドライバーの画面には表示されません。
  • 要員を登録しただけでは、配車の候補になりません。運転可能車種と報酬単価を設定してください。

こんなときは#

状況 原因 対処
配車の候補にドライバーが出ない 運転可能車種が未設定、または報酬単価の期間が切れている 1.4 と 1.5 を確認してください

1.4 運転可能車種#

対象: 【管理者】

できること#

ドライバーごとに、運転できる車種を設定します。配車のときに、車種が合わないドライバーを判定するために使われます。

事前に必要なこと#

  • 車種が登録されていること。車種はタブ「TaskRelay 車種」で登録します。車種は会社の実情に合わせて追加できます

操作手順#

  1. 要員(ドライバー)の画面を開きます。
  2. 「TaskRelay 運転可能車種」の欄を表示します。有効な車種の一覧が出ます。
  3. 運転できる車種にチェックを入れます。
  4. 車種名の一部を入力すると、一覧を絞り込めます。
  5. 保存します。

補足・注意#

  • 保存するときは、変わった分だけを登録し直します。そのため、既存の登録の作成日や履歴は保たれます。
  • 車種を無効にすると、その車種は一覧に出なくなります。
  • 車種ごとに「必要資格」(免許区分)を持たせることができます。必要資格が空の車種は、その車種にチェックされたドライバーだけが運転できます。
要員(ドライバー)の「TaskRelay 運転可能車種」の一覧
要員(ドライバー)の「TaskRelay 運転可能車種」の一覧

こんなときは#

状況 原因 対処
配車のときに車種が合わないと判定される ドライバーの運転可能車種にその車種がない 運転可能車種にチェックを入れてください
運転可能車種の欄が表示されない 運行管理の権限がない、または車種が1件も登録されていない 権限と車種の登録を確認してください

1.5 ドライバーごとの報酬単価#

対象: 【管理者】

できること#

ドライバーへの報酬の計算に使う単価を、適用期間つきで登録します。単価は率(役務代金に対する%)と金額(1件いくら)のどちらかで決めます。手当補助の率または金額も、同じ単価に持てます。契約が更改されたときは、新しい単価を追加します。

事前に必要なこと#

  • 要員が登録されていること

操作手順#

  1. 要員(ドライバー)の画面で、「TaskRelay 外注報酬単価」の欄を開き、「新規」を押します。
  2. 「単価区分」で「率」か「金額」を選びます。
  3. 「率」のときは「報酬率(%)」を入れます。「金額」のときは「報酬単価(金額)」を入れます。
  4. 手当補助がある場合は、「手当率(%)」または「手当単価(金額)」を入れます。
  5. 「適用開始日」を入れます。必須です。
  6. 「適用終了日」は、次の単価が始まる前の日を入れます。空にすると無期限になります。
  7. 変更の理由などを「備考」に書いて保存します。

例: 役務代金 10,000 円、報酬率 60% の単価の場合、報酬は 6,000 円になります。

補足・注意#

  • 適用期間が重なる単価は登録できません。 前の単価に「適用終了日」を入れてから、新しい単価を登録してください。
  • 運行日の時点で有効な単価を、報酬の計算に使います。運行日に有効な単価がない運行は、支払の計算では飛ばされます。締めの前に、登録漏れがないか確認してください。
  • 支払明細には、運行日の時点の単価を残します。後から単価を変えても、過去の支払は変わりません。
  • 率の計算の基になるのは「基本運賃」です。 給油代や高速代などの立て替えの費用には、報酬率はかかりません。ただし、費用項目で「報酬対象」にした費用は、基本運賃に加えて計算されます(1.6 を参照)。
  • 報酬の計算式は次のとおりです。
  • 率の場合: 報酬 = 基本運賃 × 報酬率 × 按分率。手当補助 = 実費 × 手当率
  • 金額の場合: 報酬 = 報酬単価 × 按分率。手当補助 = 手当単価(定額で、按分しません)
要員(ドライバー)の画面の「外注報酬単価」(現在の報酬と、適用期間ごとの履歴)
要員(ドライバー)の画面の「外注報酬単価」(現在の報酬と、適用期間ごとの履歴)

こんなときは#

エラーメッセージ 原因 対処
同じ要員に、適用期間が重なる報酬単価があります。前の単価に適用終了日を入れてください。 登録しようとした期間と、既存の単価の期間が重なっている 前の単価の「適用終了日」に、新しい単価の開始日の前日を入れてください
適用終了日は適用開始日以降にしてください。 終了日が開始日より前になっている 日付を確認してください
単価区分で選んだ側の単価を入力してください。単価区分が「率」のときは報酬率(%)、「金額」のときは報酬単価(金額)が必要です。 選んだ単価区分に対応する値が空のまま保存しようとした 単価区分に合わせて、報酬率または報酬単価を入れてください

1.6 費用項目マスタ#

対象: 【管理者】

できること#

高速代、給油代、保管料などの費用の種類を登録します。費用項目ごとに、請求で使うか、経費で使うか、報酬の対象にするか、既定の報酬率を決めておけます。

事前に必要なこと#

  • 特になし

操作手順#

  1. タブ「TaskRelay 費用項目」を開き、「新規」を押します。
  2. 「費用項目コード」を入れます。
  3. 「使う場所」で、「請求」「経費」「両方」のどれかを選びます。
  4. 報酬の対象にする費用は、「報酬対象」にチェックを入れます。
  5. 「報酬率(%)」に、この費用に当てる報酬率の既定値を入れます。空のときは、担当ドライバーの報酬率を使います。
  6. 「課税対象」「並び順」を設定し、「有効」にチェックを入れて保存します。

例: 休日(土曜)の費用を全額ドライバーへ渡す場合は、報酬率に 100 を入れます。

補足・注意#

  • 報酬の対象になるのは、「請求」で使う費用です。経費の費用は、手当補助の側で扱います。
  • 報酬率は、次の順で決まります。 ①費用項目の報酬率(入っていれば、こちらが優先) ②担当ドライバーの、運行日に有効な報酬単価の率。どちらも空のときは率が決まらないため、画面で入力します。
  • 費用明細では、費用ごとに報酬率を個別に変えられます。手で入れた率は、配車を組み直しても変わりません。
  • 費用項目を無効にすると、新しく選べなくなります。既に登録された費用は変わりません。

こんなときは#

状況 原因 対処
費用の行で報酬率が空のまま 費用項目にも担当ドライバーの単価にも率がない 費用明細の報酬率を入れるか、費用項目か報酬単価を設定してください

1.7 標準報酬率#

対象: 【管理者】

できること#

車種とエリアごとの見込みの報酬率を登録します。ドライバーがまだ決まっていない見積や受注の段階で、外注費を見込むために使います。外注費が 0 円のまま利益の見込みが大きく出ることを防げます。

事前に必要なこと#

  • 車種が登録されていること(車種を指定する場合)

操作手順#

  1. 管理者向けの設定画面で標準報酬率の登録を開き、「新規」を押します。場所は導入時にご案内します。
  2. 「車種」を選びます。空にすると、すべての車種に当たります。
  3. 「担当エリア」を入れます。空にすると、すべてのエリアに当たります。
  4. 「標準報酬率(%)」「適用開始日」「適用終了日」を入れます。
  5. 必要に応じて「備考」を入れて保存します。

補足・注意#

  • 同じ車種・同じエリアで適用期間が重なる標準報酬率は登録できません。
  • 車種とエリアの両方を指定した率が最も優先されます。次に車種だけを指定した率、エリアだけを指定した率、両方空の率の順です。
  • 車種やエリアが違えば、期間が重なっていても登録できます。
  • 標準報酬率は見積の見込みのためのものです。ドライバーが決まった後の支払は、そのドライバーの報酬単価で計算します。

こんなときは#

エラーメッセージ 原因 対処
同じ車種・担当エリアに、適用期間が重なる標準報酬率があります。前の率に適用終了日を入れてください。 同じ条件で期間が重なっている 前の率の「適用終了日」に、新しい率の開始日の前日を入れてください

1.8 休日#

対象: 【管理者】

できること#

ドライバーごとの休日(全休、前休(午前休)、後休(午後休))を登録します。登録した休日は、配車ボードでドライバーの行に表示されます。

操作手順#

  1. ドライバーの休日の登録の画面を開きます。
  2. ドライバーと日付を選び、「全休」「前休」「後休」のどれかを登録します。

こんなときは#

状況 原因 対処
配車ボードでドライバーが出勤可能に見えない 休日(全休・前休・後休)が登録されている ドライバーごとの休日の登録を確認してください

1.9 フリーランス法への対応#

対象: 【管理者】

🕒 今後提供予定の機能です。提供開始時に本書を改訂します。

できること#

業務委託の要員(個人の事業主など)について、フリーランス法で求められる取引条件の明示や支払期日の管理を、システムで記録し、確認できるようにします。

1.10 権限と運行管理オプションの割り当て#

対象: 【管理者】

できること#

運行管理を使う内勤の利用者に、運行管理の権限を割り当てます。

操作手順#

  1. 利用者の画面を開きます。
  2. 権限セットの割り当てで、「TaskRelay 運行管理」を選びます。
  3. 利用者の通常の権限(TaskRelay User)も割り当てられていることを確認します。

補足・注意#

  • 運行管理の権限を持たない内勤には、運行管理の画面や項目は表示されません。
  • 営業所の登録(1.2)の操作は、運行管理の権限を持つ利用者が行います。
  • 報酬率・報酬単価は、運行管理の権限を持つ利用者だけが見られます。通常の内勤の権限(TaskRelay User)にも、ドライバーの権限にも含まれません。

こんなときは#

状況 原因 対処
運行管理の画面に入れない、または項目が見えない 「TaskRelay 運行管理」が割り当てられていない 権限セットを割り当ててください
設定を保存できない 設定を編集できる権限がない 設定の編集権限を持つ管理者に依頼してください