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運行管理 第5章 運行後の処理:経費の照合とドライバー報酬(配車・事務)

本ページは「TaskRelay 運行管理オプション」の操作マニュアルです。「🕒 今後提供予定」と書いた機能は、現在のバージョンではご利用いただけません。

運行が終わったあとの「お金の処理」をまとめる章です。ドライバーが登録した経費を注文と突き合わせ、ドライバーへの報酬と立替金を計算し、月末に締めて支払明細をそろえるまでを説明します。

流れは次のとおりです。

  1. ドライバーが経費を登録する(ドライバーの操作。第5章では確認のみ)
  2. 配車・事務が注文画面の「経費照合」で経費を明細と結び付け、確定する
  3. 確定した内容が、注文の費用明細と外注支払(ドライバーへの支払)に反映される
  4. 報酬が計算され、支払明細として集計される
  5. 月次の締め処理で、伝票が締め済みになる

請求書の発行や帳票の出力は第6章で説明します。


5.1 ドライバーが登録した経費を注文と照合する#

対象: 【配車・事務】

注文画面の「経費照合」欄(行を選ぶと右に領収書の画像と編集欄が出る)
注文画面の「経費照合」欄(行を選ぶと右に領収書の画像と編集欄が出る)

できること#

  • ドライバーが登録した経費を、注文ごとに一覧で確認できます。
  • 経費ごとに、対応する注文明細(納車明細)を結び付けられます。
  • 領収書の画像を見ながら、経費を1件ずつ、または複数件まとめて「確定」にできます。
  • 確定した経費は、注文の費用明細と外注支払に反映されます。

事前に必要なこと#

  • 「TaskRelay 運行管理」の権限セットを持つユーザーであること。経費照合の操作には、この権限に含まれる「経費照合」の権限が必要です。
  • 照合する注文が保存済みであること。注文が未保存のときは、「経費照合」セクションは表示されません。
  • ドライバーが経費を登録済みであること。

操作手順#

  1. 注文一覧から対象の注文を開き、注文入力画面を表示します。
  2. 画面の「経費照合」セクションを開きます。
  3. 一覧で、経費ごとに支払日・支払先・費用種類・金額・紐づけ明細・照合状態を確認します。
  4. 照合したい経費の行を選びます。右側のサイドに、その明細の領収書画像と編集欄が表示されます。
  5. 紐づけ明細の欄に、注文の運行(納車明細)のキーワードを入力して候補から選びます。候補は↓↑キーで移動し、Enterで確定します。Escキーで候補を閉じられます。
  6. 領収書の画像と見比べて内容が正しければ、「保存」を押します。保存しただけでは、照合状態は「未照合」のままです。
  7. 内容を確定するときは「確定」を押します。照合状態が「確定」になり、経費の確定額に反映されます。
  8. 複数の経費をまとめて確定するときは、行の右端のチェック欄にチェックを入れ、一覧上部に表示される「確定(件数)」を押します。
  9. 経費の見出しのチェックを入れると、その経費の未照合の明細すべてにチェックが入ります。一覧上部の「すべて選択」を使うと、全経費の未照合の明細にチェックが入ります。
  10. 確定を取り消すときは、確定済みの行を選び「確定解除」を押します。
  11. 取り消す明細を「取消」にするときは、照合メモ(取消理由)を入力してから「取消」を押します。

補足・注意#

  • 照合状態は「未照合」「確定」「取消」の3つです。確定と取消は、どちらも経費の金額に反映されます。
  • チェック欄を押しても、行は選ばれません。サイドの編集欄を切り替えるには、行そのものを選んでください。
  • 紐づけ先がない明細をチェックして確定すると、確定できない理由が表示されます。その場合、チェックした明細はどれも確定されません。
  • 経理が「確定」または「取消」にした明細は、ドライバー側から編集や削除ができなくなります。
  • 確定の解除は、確定済み・取消済みの行でだけ行えます。
  • 対象月の外注支払伝票がすでに発行済みのときは、確定解除ができません。
  • 締めが終わったあとに登録された経費も、確定できます。その場合、計上先は次の未締め伝票になり、一覧には「締め後登録」の警告が出ます。
  • 同じ明細を他の人が先に更新していた場合は、「他の人が先に更新しました。画面を読み直してください。」と表示されます。画面を読み直してから、もう一度操作してください。

一覧に表示される警告の意味は次のとおりです。

警告 意味 対処の目安
日付不整合 支払日が、紐づけ明細の作業日(作業日がない場合は便の運行日)から2日以上離れている 支払日か紐づけ先を見直す
二重申請の疑い 同じドライバーで、支払日・金額・支払先が一致する他の経費がある 同じ領収書を二重に登録していないか確認する
画像なし 明細の画像も経費の台紙も無い 領収書の画像が添付されているか確認する
明細なし 紐づけ明細が設定されていない 紐づけ明細を選ぶ
締め後登録 対象月の外注支払伝票が発行済みで、まだ照合していない 次の未締め伝票へ計上されることを確認する

こんなときは#

表示・状況 原因 対処
「他の人が先に更新しました。画面を読み直してください。」 別の人が同じ明細を先に更新した 画面を読み直して、もう一度操作する
確定解除ができない(伝票が締め済みである旨のエラー) 対象月の外注支払伝票が発行済みである 伝票の状態を確認し、解除が必要なら経理と相談する
確定済みの明細を変更しても変わらない 確定済み・取消済みの明細は直接編集できない 確定解除してから直す
「経費照合」セクションが表示されない 経費照合の権限が無い、または注文が未保存である 権限を確認する。注文を保存してから開き直す

5.2 立替経費の扱いと負担区分#

対象: 【配車・事務】

できること#

  • ドライバーの支払いが「立替」か「法人カード」「給油カード」かによって、それぞれ正しく扱えます。
  • 立替として確定した金額は、ドライバーへの立替金として計上されます。
  • 負担区分(自社負担か、荷主へ請求する相手負担か)に応じて、注文の費用明細が作られます。

事前に必要なこと#

  • 5.1 の経費照合の操作ができること。
  • 精算方法と費用種類の意味を、ドライバーに案内しておくこと(下の表を参照)。

精算方法と費用種類#

ドライバーの画面では、精算方法は次のように表示されます。

精算方法 表示 扱い
ドライバー立替 「立替」 ドライバーが立て替えた金額。確定すると、ドライバーへの立替金に計上される
法人カード 「法人カード」 会社が支払済み。ドライバーの申請額には入らない(二重払いを防ぐため)
給油カード 「給油カード」 会社が支払済み。費用種類が「燃料費」の明細だけで選べる

費用種類は、ドライバーが次の6種類から選びます。高速代・燃料費・駐車場・宿泊費・交通費・その他です。注文の費用明細では、費用種類に応じて費用項目が決まります。たとえば費用種類「高速代」の経費は、費用項目「高速」になります。

操作手順#

  1. 注文入力画面の「経費照合」で、精算方法が「立替」の経費を選びます。
  2. 紐づけ明細と負担区分(自社負担・相手負担)を確認します。
  3. 「確定」を押します。
  4. 注文の金額欄を開き、「自社負担経費」「相手負担経費」の金額を確認します。
  5. 確定した立替の金額が、ドライバーの外注支払伝票の立替金に載っていることを確認します。

補足・注意#

  • 負担区分によって、確定後の扱いが変わります。
  • 相手負担(荷主へ請求する経費)は、確定すると荷主向けの費用明細になります。
  • 自社負担(会社の経費)は、確定すると自社経費の費用明細になります。
  • 注文の金額欄には、未照合の経費も「自社負担経費」「相手負担経費」に含まれます。まだ確定していない分は「うち未照合の経費」として別に表示されます。
  • 自社負担の経費は、未照合のままでも原価に入ります。そのため、確定前でも粗利は減ります。
  • 確定を解除すると、相手負担の費用明細は消えます。自社負担の費用明細は残り、未照合の原価として扱われます。
  • ドライバーが未照合の経費の金額や費用種類を直すと、注文の金額欄も直後の表示に追随します。ただし、経費そのものを削除した場合は、金額欄からその金額が消えます。
  • 法人カード・給油カードの経費は、立替金に計上されません。会社が払ったものは、ドライバーへの支払額に入らないためです。

こんなときは#

表示・状況 原因 対処
法人カードの明細に「申請額に入らない」旨の注意が出る 精算方法を「法人カード」にした 立替で払ったものなら精算方法を「立替」に戻す
給油カードが選べない 費用種類が「燃料費」ではない 費用種類を「燃料費」にしてから精算方法を選ぶ
立替金が想定より少ない 法人カード・給油カードの経費が含まれていない、または未確定の経費がある 経費照合で未確定の明細を確定する

5.3 ドライバー報酬の計算のしくみ#

対象: 【配車・事務】

できること#

  • 運行ごとの運賃と、報酬の対象にした費用から、ドライバーの報酬を計算します。
  • 費用の種類ごとに、報酬率を変えられます。
  • 報酬率は適用期間つきで管理します。契約が更新されても、運行日に有効な率が使われます。

計算の考え方#

報酬は、報酬率が「率」か「金額」かで計算式が変わります。

率で契約しているドライバーの場合

  • 報酬 = 役務代金 × 報酬率 × 按分率
  • 手当補助 = 実費 × 手当率

例: 役務代金 10,000円、報酬率 60%、按分率 100% の運行なら、報酬は 10,000 × 60% × 100% = 6,000円です。

金額(定額)で契約しているドライバーの場合

  • 報酬 = 報酬単価(金額) × 按分率
  • 手当補助 = 手当単価(金額)。手当補助は按分しません。

例: 報酬単価が 3,000円で按分率が 100% の運行なら、報酬は 3,000円です。

費用が報酬に加わる場合

運賃とは別に、オプションの費用(待機料など)を報酬の対象にできます。その費用の報酬は、費用ごとの報酬率で計算されます。たとえば「待機料は全額、高速代は半分」のように、費用の種類で率を変えられます。

  • 費用ごとの報酬率は、まず費用項目の設定から引かれます。設定がなければ、担当ドライバーの報酬率が使われます。
  • 行ごとに、報酬の対象にするかどうかと報酬率を画面で直せます。

事前に必要なこと#

  • ドライバーの報酬率(率または金額)を、適用期間つきで登録しておくこと。
  • 費用項目ごとに、報酬の対象にするかどうかを設定しておくこと(必要な場合)。

操作手順#

  1. 運行が配車で確定されると、ドライバーの支払明細が自動で作られます。手作業は不要です。
  2. 費用を追加・変更したときは、まだ締めていない支払明細の報酬が自動で計算し直されます。
  3. 報酬の内訳は、外注支払の伝票で確認します(5.4)。

補足・注意#

  • 1つの便を複数人で分担する場合は、按分率を合計100%になるように設定してください。合計が100%でない便は、確定できません。
  • 報酬率が有効な期間の外にある運行日には、報酬率が当たりません。その明細は支払明細が作られないため、支払が漏れていないか確認してください。
  • 報酬率が設定されていない担当者の運行は、支払明細が作られません。このときは理由が記録されるので、報酬率を登録してから確定し直してください。
  • 報酬の対象にした経費は、手当補助の対象から外れます。同じお金を二重に払わないようにするためです。
  • 締め処理が終わった支払明細(発行済・送付済・入金済)は、費用を後から変えても自動では変わりません。金額が変わった場合は、経理で個別に判断してください。

こんなときは#

表示・状況 原因 対処
支払明細が作られない その運行日に有効な報酬率が無い、または報酬率が未登録 報酬率の期間と金額を確認して登録する
按分率の合計が100%でない旨のメッセージが出る 同じ便の按分率の合計が100%でない 按分率を合計100%になるように直す
報酬が想定より少ない 費用の報酬対象のチェックが外れている、または報酬率が低い 費用の行で報酬対象と報酬率を確認する

5.4 支払明細(ドライバーへの外注支払)#

対象: 【配車・事務】

できること#

  • ドライバーごとに、月単位の外注支払の伝票を確認できます。
  • 伝票には、運行の陸送代金・報酬・立替金などが並びます。
  • 支払明細書は、帳票として出力できます(6.4)。

事前に必要なこと#

  • 「TaskRelay 運行管理」の権限セットを持つこと。
  • 支払締日(ドライバーへの支払の締日)が、運行管理の設定に登録されていること。

操作手順#

  1. 「TaskRelay 請求管理」の外注支払の伝票を、対象の月とドライバーで開きます。
  2. 伝票の金額(報酬・立替金・手当補助など)を確認します。
  3. 伝票の明細で、運行ごとの内訳を確認します。
  4. 内容に問題がなければ、締め処理を行います(5.6)。

補足・注意#

  • 立替金は、確定した立替の経費だけが入ります。確定していない経費は含まれません。
  • 外注支払の伝票には、CO2排出量は入りません(6.7)。
  • 発行済の伝票は、後から金額を変えられません。訂正が必要なときは、訂正の手続きを行ってください。

こんなときは#

表示・状況 原因 対処
伝票に立替金が無い 経費が未確定である、または精算方法が「法人カード」「給油カード」である 経費照合で確定を確認する
伝票の金額が想定より少ない 報酬率・費用の報酬対象の設定、または按分率を確認する 5.3 の内容を確認する

5.5 ドライバー報酬の請求書明細表示(ドライバーへの支払通知)#

対象: 【配車・事務】(内容の確認)、【ドライバー】(画面の操作)

できること#

  • ドライバーのスマホ画面「報酬」で、月ごとの支払内容を請求書の明細の形で確認できます。
  • 運行ごとの陸送代金と、それに紐づく経費(立替など)をまとめて表示します。
  • 税率ごとの集計表で、10%の対象と8%の対象を分けて確認できます。

画面の構成#

ドライバーの「報酬」画面は、次の順に並びます。

  1. 頭の部分。対象月、ご請求金額(税込)、登録番号、請求日を表示します。
  2. 明細。運行1件が1つのカードになります。日付、注文番号、引取先と納車先、車種、車番、陸送代金を表示します。
  3. 陸送小計。値引がある月は、値引と差引計も表示されます。
  4. 手数料。陸送保険料・振込手数料・共済加入料・事務手数料の4行を表示します。0円の行も表示されます。
  5. 集計表。欄(行)と税率(列)で、請求金額を整理します。
  6. 末尾。ご請求金額(税込)と、確定ボタンです。

明細に紐づく経費は、運行のカードに寄せて表示されます。運行にも注文にも紐づかない経費は、日付だけのカードで単独に表示されます。

集計表の主な欄は次のとおりです。

欄 内容
A) 陸送代金 運賃の合計
B) 弊社立替金他 立替の経費
C) その他の報酬及び借受金他 経費区分「その他報酬」
A+B+C計 A・B・Cの合計
宿泊費・備品購入他 経費区分「社用車使用備品使用代」(控除)
通信費他 経費区分「通信費」(控除)
事故負担金他 経費区分「貸付金」(控除)
御社事務手数料 事務手数料などの合計(控除)
請求金額 A+B+C計から控除の欄を差し引いた金額

控除の欄は、金額がマイナスで表示されます。0円の欄は表示されません。

事前に必要なこと#

  • ドライバー側は、「TaskRelay」のモバイルライセンス(モバイル+)と、要員(ドライバーとして登録された担当者)の紐付けが必要です。
  • 配車・事務側は、対象月の外注支払の伝票が作成されていることが必要です。

操作手順(配車・事務側で行うこと)#

  1. 対象の月の明細は、締め前でもドライバーの「報酬」画面で表示できます。確定ボタンは締め後に使えます。
  2. 対象の月の締め処理を行い、伝票を「締め済」にします(5.6)。
  3. 内容に誤りがないかを、伝票の金額と照らし合わせて確認します。

操作手順(ドライバー側)#

  1. スマホでドライバーのサイトを開き、「報酬」を開きます。
  2. 対象の月をタップします。
  3. 内容を確認し、問題がなければ確定ボタンを押します。

補足・注意#

  • 締め前の月を開くと、「集計中です。締めが終わるまでお待ちください。」と表示され、確定ボタンは表示されません。
  • 他のドライバーの伝票は、URLを書き換えても表示されません。「本人の伝票ではない」旨のエラーになります。
  • 法人カード・給油カードで払った経費は、明細にも立替金の欄にも表示されません。会社が払ったものは、ドライバーへの支払に含まれないためです。
  • 取り消した経費は、表示されません。
  • 手数料に金額がある月は、集計表の請求金額と上部のご請求金額(税込)が一致しないことがあります。内容に不明な点があれば、配車・事務へお問い合わせください。
  • 税率の割り戻しは、税込の金額に対して10%で行います。8%の運賃は8%の列に入りますが、経費は税率を区別せず10%として割り戻されます。
  • 集計表の8%の列は、8%の運賃がある月だけ表示されます。

割り戻しの例: 税込 33,000円 の欄は、税抜 30,000円 と 消費税 3,000円 に分かれます(消費税 = 金額 × 10 ÷ 110 を四捨五入)。

こんなときは#

表示・状況 原因 対処
「本人の伝票ではない」旨のエラー 他のドライバーの伝票を開こうとした 本人の画面から開き直す
権限が無い旨のエラー モバイル+のライセンスが無い ライセンスを確認する
「要員が紐づいていない」旨のエラー ユーザーに要員が紐付いていない 要員の紐付けを設定する
「集計中です。締めが終わるまでお待ちください。」 対象の月がまだ締められていない 締め処理の後に確認する
請求金額が上部の金額より小さい 手数料に金額があり、集計表では手数料を差し引いている 差額が手数料と一致するかを確認する

5.6 月次の締め処理#

対象: 【配車・事務】

できること#

  • 対象の月の未締め伝票を締めて、締め済にします。
  • 税率ごとの内訳(標準10%・軽減8%)を計算し、伝票の合計を確定します。
  • 経費の加減算(控除や立替金)を、伝票の合計に反映します。

事前に必要なこと#

  • 締め対象の月の運行と経費の状況を、事前に確認しておくこと(5.7)。
  • 請求様式の締日と、外注支払の締日が設定されていること。

操作手順#

  1. 締めを行う対象の月を指定します。
  2. 締め処理を実行します。
  3. 完了後、対象の伝票の状況が「締め済」になっていることを確認します。
  4. 税率別の内訳と合計を確認します。

補足・注意#

  • 合計は、税率別の税抜合計に消費税を加えて計算されます。
  • 経費の控除(会社使用料・通信費・貸付返済・値引など)は、金額の符号によらず差し引かれます。
  • 締め済(未発行)の伝票は、締め直しで再計算されることがあります。発行済の伝票は、再計算されません。
  • 未照合の経費は、立替金には含まれません。確定した分だけが計上されます。
  • 締め後に登録された経費は、次の未締め伝票に計上されます。
  • 締め済の伝票を「発行済」にすると、宛先と支払方法が固定されます(6.6)。

こんなときは#

表示・状況 原因 対処
締め対象の伝票が無い 対象の月に確定した運行が無い 対象の月と確定状況を確認する
合計が想定と違う 未確定の経費がある、または控除の設定が違う 経費照合と控除の設定を確認する
締め済の伝票の金額が変わった 締め直しで再計算された 発行前であれば、新しい金額で発行する

5.7 締め前の確認チェックリスト#

対象: 【配車・事務】

締めのあとに金額を直すと、手間がかかります。締めの前に、次の項目を順に確認してください。

確認の順番#

  1. 経費照合: 対象の月の経費が、すべて「確定」か「取消」になっているかを確認します。「未照合」の行が残っていれば、内容を確認して確定します。
  2. 経費の警告: 「二重申請の疑い」「日付不整合」「画像なし」の警告が無いかを確認します。警告が出ている行は、理由を見て直すか、そのままにするかを判断します。
  3. 紐づけ先: 経費の紐づけ明細が、正しい運行や注文になっているかを確認します。締め後に登録された経費は、次の月の伝票に計上されます。
  4. 報酬率と按分率: 対象の月に運行したドライバーの報酬率が登録されているか、按分率の合計が100%になっているかを確認します。支払明細が作られない運行が無いかも確認します。
  5. 注文と運行: 対象の月の注文が確定しているか、注文明細の金額・税区分が正しいかを確認します。
  6. 締めの実行: 上記が問題なければ、締め処理を実行します。
  7. 伝票の確認: 締め後に、外注支払と請求の伝票を開き、合計・税率別の内訳・立替金・控除を確認します。

締めの前後で変わるもの・変わらないもの#

項目 締めの前 締めの後
経費の登録・編集 ドライバーが編集できる(未照合の場合) 締め後に登録された経費は、確定できる(次の未締め伝票に計上される)
伝票の金額 費用や経費の変更で再計算される 締め済(未発行)は締め直しで再計算される。発行済は変わらない
ドライバーの報酬画面 明細は見られる。確定ボタンは使えない 確定ボタンが使える

補足・注意#

  • 締めの後に経費や費用を直した場合、伝票が再計算されることがあります。締めの後の変更は、必ず伝票の金額を確認してください。
  • 発行済の伝票は、後から金額を変えられません。発行の前に、チェックリストを一通り確認してください。